Q2.発信器(U-WAVE-T)のボタンを押しても、データが入らない。
発信器(U-WAVE-T)のボタンを押しても「QCメイト」にデータが入らない場合、さまざまな理由が考えられます。以下の手順に従って、トラブルの原因を調べてください。
① 発信器(U-WAVE-T)のバッテリを交換する
発信器(U-WAVE-T)のバッテリ容量が少なくなると、DATAボタンを押しても、データがパソコンに入力されなくなります。
バッテリを、新規品に交換しても入力されない場合、交換した新品バッテリでも電池寿命がない場合があるので、テスターなどで容量をチェックしてください。
電池を交換しても、受信できない場合、発信器の故障か、受信器の故障または接続不良の可能性があります。
他のトランスミッタからのデータ受信は問題なく入力される場合、動作不全の原因はトランスミッタが原因と思われますので、購入先へお問い合わせください。
バッテリを抑えているばねに油などがついて汚れている場合、電池を交換してもデータを送信できない場合があります。ばねをシンナーなどで、きれいにしてください。
② 受信器(U-WAVE-R)の通信ケーブルの接続を確認する
受信器(U-WAVE-R)とパソコンを結ぶUSB通信ケーブルが正しく接続されているか、必ず指でしっかり押して、接続状態を確認してください。
またパソコンの起動後、受信機(U-WAVE-R)のUSBケーブルを接続した場合、通信ポートの番号が以前の番号でない場合があります。コントロールパネルのシステムから[デバイスマネージャ」を選び、割り当てられたポート番号を確認してください。
③ 受信器(U-WAVE-R)がパソコンにデータを転送しているかを確認する
送信器(U-WAVE-T)の受信確認ランプが点灯しても、「QCメイト」の測定画面にデータが入力されない場合、受信器(U-WAVE-R)の不具合の可能性があります。
受信器(U-WAVE-R )から測定データが正しくパソコンに送られているかを確認するには、「QCメイト」の「設定」→「通信モニター」で確認できます。
または、Windowsが標準に準備している「ハイパーターミナル」でも確認できます。
U-WAVE-R | MS-30 | DR-20 | DR-30 | |
---|---|---|---|---|
通信速度 | 57600 | 4800 | 2400 | 2400 |
データビット | 8 | 7 | 8 | 8 |
パリティ | なし | 偶数 | なし | なし |
ストップビット | 1 | 1 | 1 | 1 |
ロー制御 | RTS/CTS | なし | なし | なし |
④ パソコンを再起動し、データが入力可能かを確認する
ウィンドウズが原因の何らかのトラブルの場合、ウィンドウズを再起動すると問題が解決する場合があります。
ウィンドウズの再起動後、上記の方法を再度試して下さい。
QCメイトの操作や導入のご相談
「別のソフトを使用しているが・・・」や
「Excel使っていたがわかる人が退職してしまった」など、
お気軽にご相談ください。全国どこでも伺っています。リモートでの対応もOK!
TEL:0532-46-9390
