Q7.「QCメイト」はネットワークに対応していますか?

「QCメイト」は、ネットワークに対応しています。


「QCメイト」は、ネットワーク環境での使用を前提に開発していますので、安心してネットワーク環境で使用できます。
データベースは、SQL Serverを採用したため、パソコン1台のスタンドアロンから、最大数百台までのネットワーク環境での運用に対応しています。
SQL Serverに保存できるデータ容量は、無償版のMicrosoft SQL Server 2016 Express Editionの場合、最大容量が10GBの制限がありますが、「QCメイト」5台程度の環境で、10年間程度のデータ保存であれば、この無償版でも全く問題ありません。
遠隔地(海外)の工場を含めた全社的な品質管理システムを構築して「QCメイト」の運用を行う場合は、製品版のSQL Serverの採用をご検討下さい。
どちらの場合も、「QCメイト」は同じバージョンですので、導入初期は小規模だが、将来は大規模ネットワークで「QCメイト」を運用したい計画がある場合でも、簡単に拡張できます。
マイクロソフト社のデータベースSQL Serverは、一番ポピュラーなデータベース・ソフトです。
このデータベースは、遠隔地とのネットワーク構築が簡単にできだけでなくるだけでなく、インターネットの VPN機能を利用した海外工場との品質管理ネットワーク構築も、簡単に実現できます。
導入初期は数台の「QCメイト」を無償版のSQL Serverでスタートし、ネットワーク接続台数が増加した時や、データ容量が増加した時に、簡単にデータ容量の制限のない製品版へアップグレードできるので、導入初期のコストを押さえた拡張性のある品質管理システムを実現できます。

ネットワークを利用した効率のよい全社的な品質保証システムを構築できます。

「QCメイト」を採用している多くの企業では、ネットワーク接続した複数の「QCメイト」が品質保証データを共有しているため、効率よい品質保証体制を構築しています。
ネットワーク環境で運用することで、品質保証に必要な資料と測定データを、社内の各部署で共有できるため、スタンドアローンで使用した時と比べ、数十パーセント以上作業性が向上するだけでなく、品質保証のレベルが大幅に向上します。

検査成績表や挿入図面なども一元管理できるので、担当者間で起こりうる整合性のないデータ発生を抑え、社内で統一された検査システムを運用できます。
すでに社内LANを構築している企業では、「QCメイト」用のネットワーク環境を設定する必要はありません。既存のLAN接続されたパソコンに、「QCメイト」をインストールし、データベースの接続先を指定するだけです。

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