Q10.「エクセル」で計測器を管理していますが、何が違いますか?
「QCメイトMD」は専用ソフトなので、効率のよい運用ができます
管理対象の測定機器を、表計算ソフトのExcelで管理しているケースがよく見られます。表計算ソフトは、誰でも簡単に仕え、入力した測定機器を一覧表示したり、任意の順番で並べ替えができるため、便利な面もあります。
Excelのマクロを作成して、さまざまなことを自社で行うことは可能です。しかし、Excelのマクロを作成する手間や、表計算で「QCメイトMD」のような専用ソフトと同じことを行おうとすると、とても複雑な操作になります。
期限切れの測定機器の検索や、有効期限の管理Excelでも、問題なくできます。しかし、校正が正しく行われたことを証明する、器差の入力や、トレーサビリティを証明する基準ゲージの登録、測定機器が有効期限切れすることなく、正しく維持管理されてきたことを証明する、過去の校正データを時系列的に画面に一覧表示することは、「QCメイトMD」のような専用ソフトのほうが優れています。
「QCメイトMD」は、ISO9001の要求事項、「4.11.検査、測定及び試験装置の管理」が規定している、測定器の校正作業を、簡単な操作でありながら、規定通りのきっちりした管理を実現することを目的に開発されています。
測定機器情報や校正の記録はデータベースに保存しているため、必要に応じて様々な条件で検索できます。
社内で決められた測定機器の管理規定に従って回収に始まる校正作業を行うには、専用ソフトに従って手順通り作業を行った方が間違いもなく、迅速に処理できます。
管理が必要な測定機器が数百台以上になった場合、表計算で行うことは却って作業効率が悪くなります。
Excelで計測器を管理していて、現在のデータを「QCメイトMD」に移行したい場合、パッケージの標準機能に含まれている「Excelデータ変換」機能をお使い下さい。
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