Q32.「QCメイト」はAQL抜取検査方式に対応していますか?
JIS Z9015-1のAQL指標型抜取検査方式に対応しています
「QCメイト」Ver.7.04から、電子産業で使われているAQL抜取検査方式に対応するようになりました。従来までの抜取固定数方式は、自動車関連産業で一般的でしたが、今回のバージョンアップにより、AQL抜取検査方式が採用されている電子部品産業での導入も可能となりました。
1.AQL抜取数と合格・不合格判定個数の規定表を登録できます
AQL抜き取り検査では、ロット(母集団)ごとに、合否判定を行うもととなる抜取数(標本数)が変わり、また合否判定基準も不良数(Reject)が異なります。
製造している商品の特性や選択する合格品質水準により、抜取数や合否判定の基準は異なりますが、「QCメイト」では、お客様が設定した抜取検査規定を前もって規格情報に登録できるため、社内の品質管理規定に従った検査業務を実現できます。
2.測定箇所ごとに合格品質水準を設定できます
AQL抜取検査では、品質の重要度に従い、測定箇所ごとに合否判定基準が異なる場合が一般的です。「QCメイト」では、規格情報の登録時に、測定箇所ごとに合格品質水準を設定できるため、現在の社内規定に従った検査業務の合理化(コストダウン)を実現できます。
3.AQL抜取検査方法と、抜取固定数方式を混在して運用できます
検査対象に製品の規格情報を「QCメイト」に登録する時、抜取数が固定の測定箇所と、AQL抜取検査基準に従う測定箇所を混在した製品検査を行うことができます。
製品納入先企業により、要求される合格検査基準や検査方法は異なりますが、「QCメイト」は、日本の主要産業である自動車産業と電子産業で採用されている主な検査方式に対応していますので、将来の変化にも安心です。
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