最新の品質管理システムで効率化と品質向上を実現しよう!

みなさま、こんにちは!

今回は、最新の品質管理システムがどのように企業の効率化と品質向上に貢献するかについてご紹介します。
現在の競争激化するビジネス環境で、品質管理の重要性はますます高まっています。
品質管理システムを活用して、効率化、品質工場を実現して、競争力を強化しましょう!

品質保証・品質管理部門の抱えるよくある悩み

品質管理部門が抱えるよくある悩みはいくつかあります。また、その悩みは、品質管理の効率や効果を下げ、製品の品質、顧客満足度にも影響するかもしれません。では、具体的なポイントを見てみましょう。

  1. リソース不足
    品質管理部門には、人や設備、技術、資金などのリソースが必要です。特に、専門知識や経験が豊富なスタッフが不足していると、品質の問題の解決が難しくなる可能性があります。
  2. コミュニケーション不足
    部門間や上司と部下のコミュニケーションがうまくいかないと、品質に関する情報が伝わらないことがあります。また、顧客やサプライヤーとのコミュニケーションが不十分だと、顧客の要望や意見を理解できず、品質を改善する機会を逃してしまうかもしれません。
  3. 非効率な仕事の手順
    品質管理の仕事の手順が複雑で手作業が多いと、検査の効率が下がります。また、適切な品質管理のツールやシステムがないと、品質に関する問題の早期発見が難しくなるかもしれません。
  4. 品質に関する意識が低い
    従業員が品質に関する意識が低いと、品質管理の仕事がうまく進みません。従業員全員が意識を高めることが大事です。
  5. データの不足や誤り
    品質管理のためのデータが不正確だったり、不足していると、品質の問題を解決することが難しくなります。特に、データを収集したり、分析したりする段階でミスがあると、品質管理がうまくいかないことがよくあります。
  6. ISO9001対応の不安
    今まで以上に裏付けのための品質データの長期間保存にはデータの保管の方法の検討が必要ですし、また、そのデータの解析の正確性の裏付けのためのサンプリング手法などの手間や、正確性への不安を感じている場合があるかもしれません。

これらの問題を解決するためには、限られたリソースをうまく使う、コミュニケーションの改善、効率的な手順やシステムを使ったりすることが大切です。
品質管理システムを導入することで、上記の問題、特に「リソース不足」「仕事の手順の非効率性」「データの不足や誤り」を改善を期待できます。さらには、ISO9001に対応しているソフトもあります。次にその内容をご紹介します。

品質管理システムは何をするもの?

品質管理システムを導入すると、品質プロセスの効率化を実現できます。例えば、当社のシステム「QCメイト」を例に挙げると、以下のような製品の検査業務の効率化・自動化を行うことができます。

  1. 検査業務の効率化
    製品の計量作業を計器からの自動入力(自動送信機能を持つ計器に対応)、入力作業の単純化・標準化
  2. 検査結果の帳票・レポートの自動作成
  3. 統計グラフの自動生成
    品質維持・向上に欠かせない製造現場の問題点を見える化するためのQC7つ道具とも言われる手法のグラフを出力します。
  4. 多種のサンプリング手法への対応
    固定サンプル数による抜き取り検査(Work Sampling)・全数検査・AQL抜き取り検査機能
  5. ISO9001などの国際規格、業界標準に準拠
    多種のサンプリング手法への対応の他、長期間のデータ保存を可能にしています。また、検査機器管理に置いては、当社の別システムのQCメイトMDも用いることで対応が可能です。

このように、品質管理システムは、製品の検査だけでなく統計グラフの出力などでの開発部門へのフィードバックまでの各プロセスにおいて必要な情報の収集を補助するので、品質の向上と一貫性の確保に役立ちます。

品質管理システムの利点

上記のような品質管理システムを導入することで、以下のような利点が得られます。

  1. リソース(時間・人件費)の改善
    システムによる検査業務の手間軽減によって工数・人件費の削減も見込めます。
  2. 品質の向上
    プロセスの標準化と自動化により、製品やサービスの品質向上に役立ちます。
  3. リスクの低減
    品質管理システムにより、検査業務の標準化が進み、検査の誤りの防止ができるようになります。結果、製品品質の安定性のリスクを事前に把握し、適切に対処することができます。
  4. 顧客満足度の向上
    品質の安定性と信頼性が高まり、顧客満足度を向上させます。
  5. ISO9001への対応(※システムによる)

さらには、時間的余裕ができることにより、さらなる品質管理の改善への勉強の機会や見直しの機会も増やすことができるでしょう。

事例紹介

当社の品質管理システムを導入した企業の事例を紹介いたします。

検査量が倍以上に増えました

A企業様では、1日にできる検査の量が限られていたところ、当システムを導入後、その量が倍以上になったと嬉しいご報告をいただきました。
検査結果の入力の自動化や手順の標準化によって得られた結果が結びついたのだと思います。ルーチン作業の効率化ならびに、コスト削減を実現できた例です。

製品開発にフィードバックができました

B企業様では、品質管理業務から製品開発部門へのフィードバックにより性能改善を図ることができたとご報告いただきました。
当システムを利用すると、検査業務だけでなく、製品の数値の統計グラフも自動で作成を行うので、すぐに製品の特性に結びつく検査の数値の特徴を発見し、見直すことができます。そのメリットを活かして、開発へのフィードバックへつなげた例です。

導入手順とサポート

当社の品質管理システムQCメイトを導入する際は、専門スタッフがお手伝いいたします。
導入のプロセスは、既存のデータ活用ができるかの検討など段階的に行い導入初日から稼働できるようサポートしてまいります。
汎用的なソフトなので基本的に追加カスタマイズは不要です。なお、必要に応じて追加費用はいただきますが、お客様のニーズに合わせてカスタマイズも可能です。
さらに、導入後も電話などでのサポートを行い、お客様の品質管理のお手伝いをいたします。

最後に

最新の品質管理システムを導入して、企業の競争力を強化しましょう!
品質の向上と効率化を実現し、顧客満足度の向上につなげるために、私たちの専門スタッフがお手伝いいたします。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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